加工実験


チームで行う作業の課題


・直線に切る
・ジグザクに切る
・曲線に切る
・線の上を切る
・短冊切りにする


素材



01

・プラスチック板
・木材、金属
・ダンボール
・発泡スチロール
・携帯のバッテリー



使用した機材



02

・ハサミ
・カッターナイフ
・ハンドソー
・セーバーソー
・ジクソー


加工の流れ


1.携帯のバッテリーをカッター、ハサミで切断
(カッター)
表面に傷がついた。中までは切っていないが、力を加えれば切れないこともないと思われる。

(ハサミ)
力を入れたら切れたが、人体に悪影響を及ぼしそうな匂いがしたために切断を中止。
2.プラスチック板をカッター、セイバーソーブレード(ハンドソーとセイバーソー)、ハサミで切断
(カッター)
全く切ることができなかった。

(セイバーソーブレード ハンドソー)
メタル用の刃を使用してみたが、刃が傷ついてしまいそうだったので中断。 木材用は全く歯が立たなかった。

(セイバーソーブレード セイバーソー)
メタル用の刃を使用したが、最初は切断できなかった。
木の板と固定して試してみると切断できた。

(ハサミ)
切ることはできたが、細かい加工はしにくかった。

3.木材(角材)をセイバーソーブレード(ハンドソーとセイバーソー)で切断
(セイバーソーブレード ハンドソー)
木材用で試してみたところ、うまく切断できたが、手動でやると時間がかかってしまった。

(セイバーソーブレード セイバーソー)
木材用で試してみて、ハンドソーより大幅に時間を短縮して切断することができた。
こちらの方が作業効率は良いと思う。
4.木材(合板)をセイバーソーブレード(ハンドソーとセイバーソー)、ジグソーで切断
(セイバーソーブレード ハンドソー)
木材用で試してみたところ、切断はできた。
だが、曲線に切断することはできなかった。

(セイバーソーブレード セイバーソー)
木材用で試してみたところ、難なく切断することができた。
だが、先ほどと同じく、曲線に切断することはできなかった。
金属用でも切断可能だったが、切り終わりに割れやすかった。
一度反対側から切り込みを入れると切りやすくなると思われる。
また、機械の振動が激しいため、両手でしっかりと持つことを推奨する。

(ジグソー)
厚い板でも難なく切断できた。
だが、機材の特性上、細かな作業には向かない。
大きなものを作るときには適していると思われる。

5.金属(おそらくステンレス製)をセイバーソーブレード(ハンドソーとセイバーソー)で切断
(セイバーソーブレード ハンドソー)
固すぎて切断することができなかった。

(セイバーソーブレード セイバーソー)
なんとか切ることができたが、こちらも切断は難しかった。

6.ダンボールをセイバーソーブレード(ハンドソー)、カッター、ハサミで切断
(セイバーソーブレード ハンドソー)
金属用、木材用、どちらとも切断することができた。
だがカッターに比べて切断面が粗くなってしまうのが難点。

(カッター)
よく切ることができた。
切断面もセイバーブレードに比べて圧倒的に綺麗に加工することができた。

(ハサミ)
こちらもカッター同様、よく切ることができた。
どちらとも、細かい作業のときにも適していると思われる。

7.発泡スチロールのブロックをカッターナイフ、ハサミ、セイバーソーブレード(ハンドソー)で切断
(カッターナイフ)
綺麗に切断することができた。
刃が短いため、分厚い素材などには適していない。
ハサミと比べて、こちらの方が断面図は綺麗。

(ハサミ)
切断することはできたが、発泡スチロールが柔らかいので相性が悪かった。
切断面が波打ってしまったため、ヤスリをかけて表面を滑らかに加工した。

(セイバーブレード ハンドソー)
難なく切断することができた。
刃が長いため、大まかに削り出したいときには適していると思われるが、削りながらの作業になるため、
断面がボロボロになり、切り屑などのゴミも大量に出るところが難点ではある。


やったこと


・木材、プラスチック板、ダンボール、発砲スチロールなどの様々な素材を切った。

・Googleドライブを使ってログ用の写真管理を行った。

・発泡スチロールを工夫して加工することにチャレンジした。

・ワークショップの概要を瞬時に把握できるよう、重要なポイントをまとめたメモを作成し、Slackへ投稿した。


感想


<切断作業について>

木材(角材・合板)

一番切断しやすく、楽しかった。
セイバーソーを扱うのは初めてだったので最初は困惑したが、徐々に扱いにも慣れてゆき、後半は率先して切断作業をした。
ウルトラファクトリーでは、ジグシーを使って自分のイニシャルを制作したが、イニシャル全体の大きさを充分に取らず小さめに作ってしまったため、切断し辛くなってしまい、思っていたより苦戦した。
切断していると木屑がそこら中に飛び散るため、知らずに目を擦ったりすると大変危険だと感じた。 作業中も少し目に入ったため、作業用ゴーグルは必須。

プラスチック版

ハンドソー(木材用とメタル用の刃)やカッターで切断を試みた。が、全く歯が立たなかった。
ハンドソーのメタル用の刃がプラスチックに使えなかったのは、プラスチック版の間に鏡があったことで、手動では切断することができない強度になっていたためだと思われる。

ダンボール

どの刃物でも容易に切断することができたが、ダンボールは普段からよく触れたり、切断する素材であったのもあり、切断がたやすく、逆に面白味に欠ける素材だった。

発砲スチロール

ハンドソーとカッターで切断。
ハンドソーで切断する際、刃の押し引きをスローで行っていたため、最初に切断した断面はガタガタになった。
その後、先生から「小刻みに刃を動かす」というアドバイスを頂き、実行してみたところ綺麗に切断することができ、断面も滑らかになった。
後半は四角形から形を掘り出し、猫を作ろうとしたがうまくいかなかった。
脳内での完成形に、自身の技術が追いついていなかったのが原因だと思われる。